こんにちは、オスカーです。
みんなさんは「ね」の使い方について、気にしたことはありますでしょうか?
これは日本語を勉強している外国人の話だけではないです。
オスカーは仕事上、プロジェクトの関係で、社外の人にプロジェクトの進捗管理を依頼していて、相手も日本の方ですが、どうもこの「ね」の使い方がおかしく思った点があります。
今日はこの「ね」について、話したいと思います。
事例
まずは事例から見てみましょう。
マネージャー
この部分、本来はロゴを表示すべきと思いますが、表示されてなくて何かわかりますか?
なるほどですね。。わからないですね。。
いかがでしょうか?
変に感じる部分はなかったでしょうか?
ここの「ね」の使い方はよくない部分に該当するのですが、さて、説明できますでしょうか?
説明できないのに、指摘してしまうと別の問題に発展するかもしれません。
以下にて話してみたいと思います。
なんて「ね」を使うでしょうか?
説明の前に、まず話し手の気持ちを理解してみましょう。
「今日はいい天気ですね」はいいますよね。
「今日はいい天気です」と言われるとなんか固く感じるし、もしかしてこの人怒ってる?と思われるかもしれません。
「わからないですね」という話しての意図としては、「わからない」ことを伝える上、表現を柔らかくして「ね」をつけたかもしれません。
日本の方に尋ねてみた
日本の方に尋ねてみたが、こういう回答されたりします。
この微妙なニュアンスは日本人なら大体わかるのですが、海外の方に説明するのはかなり難しいですね。
こういった回答はよくありません。。。
説明できないと「ニュアンス」に投げつけることはよくあるパターンで、説明になりません。
「ニュアンス」というような「なんとなく」ではなく、「ね」の使い方に確かなルールがあって、そのルールがこのやり取りでは適用できない理由がちゃんと存在しています。
それをちゃんと説明できるようにしましょう!
答えは終助詞「ね」の機能にあります
まず、「ね」の機能について話します。
ざっと以下の4つあります。
- 共感を求める
例:車や船酔い人は多いけど、飛行機酔う人ってあんまりいないよね。 - 共感を表す
例:わたしもそう思いますね。 - 内容確認
例:リモートは何回も話したことはありますけど、実際会うのは初めてですよね? - 注意喚起、会話の継続
例:あれはね、50年前のことですけどね。
改めて見ましょう。
1について、私は意見を発していますが、普遍的にある事実に対し、相手も私に共感してほしい気持ちで「ね」を使っています。
2について、相手の話に対し、自分も同じように思っている共感の気持ちで「ね」を使っています。
3について、相手にある事実に対し、確認したい時に「ね」を使っています。
4について、「この後話すことを聞いてほしい」という意味で「ね」を使っています。
上記のうち、4を除いて、相手が話わかっている前提で会話しています。
しかし、4においても相手に「聞く」という行動を求めています。
「ね」は表現を柔らかくするためではない!
「いい天気ですね」の「ね」は、「いい天気です」を柔らかくするためにつけたのではなく、相手の共感を求める行為によって、文章自体が結果的に柔らかくなっただけです。
なので、4つ目の機能(注意喚起)を除いて、相手が話が分かっている前提でないと、会話に違和感を感じでしまいます。
改めて最初の事例を見てみましょう。
マネージャー
この部分、本来はロゴを表示すべきと思いますが、表示されてなくて何かわかりますか?
なるほどですね。。わからないですね。。
原因を聞かれていることに対し、ここに「ね」を使うと、「わからない」ことを共感を求めることになります。
プロマネの立場からすると、私が原因を確認しているのに、「わからない」ことをアピールしてきてどうするつもりだ?ってことになりますね。。。なので、この例だと、次の行動につながるように会話をした方がオススメです。
なるほどですね。。今はわかりませんが、調査します。(次の行動を取る)
ちなみに、最初の「なるほどですね。。」に関しては、自分の感想(共感)を言っているだけですので、2番目の機能に該当して、使い方としては問題ないです。
この対応はかなり難しいですね。。
ちなみに、「かなり難しいですね」の「ね」は、1に該当しますので、使い方自体は問題ないですが、職場で場合によっては、「難しいですねじゃなくて、解決しろって言っているんだよ」と怒られる可能性もあるので、気をつけましょう。
おわりに
この「ね」問題は、日本語を堪能な外国人によくありますが、実際日本の職場にでも見たことがあります。
また、「ね」の問題は他のケースよりも気持ち(怒り)を爆発させてしまう傾向がありますので、気をつけましょう。
今日も見ていただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。
それでは。
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