こんにちは、オスカーです。
今日は食文化に関する話を紹介したいと思います。
これは、ご飯の盛り方の話で、これを読んで「そこ?」と思われるかもしれません。
最後ではこの盛り方にも関わる本場中国料理店の見つけ方についてもお話します。
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
※オスカーは香港出身で、ここで話すのはオスカー自身の経験に基づいたものです。
ご飯の盛り方ショック
お店はもちろん、家のご飯を盛る時、茶碗にしゃもじでご飯を入れて、ドーム状に盛ることはよくあると思います。さらに、カレーライスの場合、まず茶碗でご飯を入れて、さらに押し付けて、お皿にひっくり返して盛り付けることもあると思いますが、これはが今回話したいカルチャーショックです。
?どこにショックポイントがあるでしょうか?
気になるのは、しゃもじで「ご飯の形を整え」たり、「ご飯を押し付け」たりするところです。
こういったことは、禁止とは言わないが、基本的にはやってはいけないように育てられました。
ご先祖様と人間の境目
なるほど、ご飯をしゃもじを整えるときに、ご飯を潰したり、ふんわりした食感を楽しめないということかな?
それもあります。
他の家庭は知りませんが、オスカーの家庭では、
「しゃもじで飯粒を押して出すごはんはご先祖様のご飯だけだ、人間のご飯には押すな」と言われています。
家にはご先祖様の位牌も祀っていて、晩ごはんする時、できたて新鮮のご飯を少しだけ、ご先祖様にも供えています。その際、同じ釜のご飯からご先祖様のご飯もよそっています。
ご飯を押して整えるかしないかで、ご先祖様のご飯と人間のご飯の境目を分ける意味もあると思いながら育てられた部分もありました。
そのため、日本に来て、カレーライスはともかく、一般の定食のご飯も型のようになっていて、少しは気になっていました。
ちなみに、今は別に気にすることなく生活しています。
本場中国料理店の見つけ方
話は変わりますが、「本場中国料理店の見つけ方」です。
それは、「チャーハンの盛り方」を見ればわかります。
この盛り方の関係で、日本のみんなさんが持っているチャーハンはこんなイメージを持っていませんか?
オスカーの一存ですが、これらドーム状になっているものはもはや本番とは言えません。
たとえその店が「中華料理」でなく、「中国料理」だと言っていても、この盛り付けは日本の方に合わせて出している限り、もう本場とは言えません。
チャーハンがこんな感じで出されるところであれば、本場といえるでしょう。
おわりに
今回は食に関するカルチャーショックについて、お話しました。
「実はこんなところにもショックを受けたんだ」というようなことは実はたくさんあります。
こういった内容を今後もお話できればと考えております。
今日も見ていただきありがとうございました。
それでは。
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