くらべてみました:日本の奨学金 VS 海外漢字圏の奨学金|同じ「奨」でも意味が全然違う

くらべてみました
オスカー
オスカー

こんにちは、オスカーです。

職場に新入社員が来て、雑談していると、「奨学金」の話になって、返済しているといいます。

「奨学金」なのに、返済が必要ってどういうことだ?

頭の中カオス状態になりました。

日本の奨学金

色々調べたところ、以下のことがわかりました。

日本の奨学金は「給付奨学金」と「貸与奨学金」があり、
給付奨学金は返済不要ですが、
貸与奨学金は返済必要です。

特に「給付」か「貸与」がついていない場合、「奨学金」は一般的に貸与型です。

海外(漢字圏)の奨学金

もちろん海外にも「奨学金」という概念があります。
ここでは特に漢字圏のことについて話しますが、中国、台湾、香港にも「奨学金」があります。

ただし、海外では基本返済不要なものだけが「奨学金」といいます。

海外では「奨学金」は、勉学において、「頑張って欲しい」または「勉強できている」ことに対してお金を「奨金」として提供しています。返済は不要です。

「奨」の意味について

日本の奨学金の「奨」は、学業や研究を「奨励」するという意味で、奨学金はあくまでも経済的「支援」を行うものです。

一方、海外の奨学金の「奨」は、「賞」という意味を持っていて、優れた業績を上げた人に対して、褒賞や表彰を与えることを表します。例えば、大学で学年1位の成績を取ったことに対して、「全学費」を学校が負担するという「懸賞金」というものもあります。「奨金」は賞金という意味ですので返済は不要になります。

海外の貸与型奨学金

オスカー
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ここまで話してきて、海外の「奨学金」は返済不要ということですが、日本のような「貸与型奨学金」はないでしょうか?

あります。その場合、「奨学金」と呼ばず、「助学金」といいます。
「助学金」の場合、勉学を「助ける」という意味で、日本と同じ、返済が必要です。

また、「助学金」の場合、個人の経済的な状況に応じて支援額が変わる場合が多いです。
一般的には、受給者が必要とする額に応じて、全額支援や一部支援が行われます。

助学金により、経済的な負担が軽減され、学生が高等教育を受ける機会を得ることを目的としています。

おわりに

漢字は同じなのに、意味が全然違う言葉はたくさんありますが、これはお金に関わるものですので、大変と思います。

今日も見ていただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。

それでは。

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